知ってほしい!芸術や科学が、子ども達の「生きる力」になる理由

  • これまでINSECT MARKETでは、ダンスやプログラミングが必修化された背景など、教育関連の話題についても記事にしてきました。
        

       
    そして今回は夏休みを機に、「アート」「サイエンス」という2つの視点から捉えてみようと思います。
    アートとサイエンスの共通点は、創造力。創り出す力です。
        
    昆虫は、約5億年前から存在し、人間はたった5万年程度しか生きていません。
        
    砂漠や危険生物が多い地域などの過酷な環境、そして長い年月の中に起きた急激な気候変動などの中「昆虫」という生命は滅びず現代まで続いてきました。
    そんな昆虫たちを学ぶことで得られる最大のメリットは何でしょうか。
        
    それは時間かもしれません。
        
    5億年という長い歳月を越え、多様な種に変化を遂げた現代の昆虫たち。
    私たち人間の1万倍の時間を生き延びてきた昆虫の生態やデザインには、一万倍の時間をかけた創造力が含まれています。
    そこから学ぶことで、差し迫る人類の危機を乗り切る「ヒント」が潜んでいるかもしれません。
        
    そんな創造力を培うために推奨したい「アートリテラシー」と「サイエンスリテラシー」。
    その理由と、身近な学びをまとめました。
      

    目次  
    【1】なぜSDGsのための教育にアートリテラシーが必要なのか
    【2】クリエイティブな思考を育てるには
    【3】今こそ注目したい創造力を育むアクティビティのカギ「伝統文化」
    【4】アートリテラシーを育む注目スポット
    【5】なぜSDGsのための教育にサイエンスリテラシーが必要なのか
    【6】サイエンスリテラシーを育む注目スポット

        

    1 なぜSDGsのための教育にアートリテラシーが必要なのか

        
    以前、アートリテラシーと服育の関係についてお話ししました。
        

        
    世界的なパンデミックの中で、アート思考が子どもの発達においても、子どもの教育環境そのものとなる私たち親にとっても重要な能力であることに注目したいと考えています。
        
    現在の感染症によるパンデミックのみならず、これからの時代は気候変動や生物多様性の危機から過去人類が経験していない社会課題が次々に発生すると予想されています。
    正解のない未知の課題に対し、速やかに解決策を考えるには、解析する力の他に創造力(クリエイティビティ)も必要です。
    記憶や分析が機械の得意な分野であるならば、創造性は私たち人間の役割であると信じています。
        
    アートリテラシーとは、芸術作品を言語化し、より良いコミュニケーションに活かしたり、自分の感情を作品にして表現したりと広範囲に使われていますが、INSECT MARKETでは、「この世界に良い循環を起こすための創造力」というイメージを持っています。
        
    地球資源の恩恵により生きている私たちは、なぜ創造力が必要なのか。
    大人も子どももその必要性を理解し、使命感を持ちながらも、無限に広がる創造力を育ててゆきましょう。
        
      

    2 クリエイティブな思考を育てるには

        
    クリエイティビティを育むのと同意のように聞こえる「五感のトレーニング」。
    五感を効率的に活性化させるには、どうしたら良いのでしょうか。
        
    触覚、聴覚、視覚、味覚、嗅覚。
    嗅覚以外は、知的活動を司る大脳皮質の機能であるのに対し、嗅覚だけが「感情」を司る大脳辺縁系にあります。
        
    INSECT MARKET店舗で、ヒノキの香りのオリジナル除菌スプレーやヒノキ由来の天然成分の店内消臭抗菌も行っているのは、嗅覚の特性を生かし、楽しかった感情を自然の香りと共に思い出してもらえる場所にしたかったからです。
        
    また、茶道は五感を全て使う文化であると言われますし、食事は味覚だけでなく視覚情報やスプーンの重さで脳に伝達される味に影響することが分かっています。
    本来は栄養を得るための行為であるはずの食事ですが、五感を刺激しており、アートや文化にカテゴライズされることが多いのも納得です。
    食事も大切な教育の一部と感じる人が多いのは、健康のためだけではなく、さまざまな感覚を養える要素もあるからではないでしょうか。
        
    子ども達が意識的、無意識問わず、脳に心地よい刺激をもたらせるかどうかは周囲の環境次第。
    良質なものを眼に届け、触れさせ、味わい、耳に入れ、香りを感じて過ごせば、自然とそうではないものに違和感を感じるはずです。
        
    逆に、美しいものを意識せず無頓着に全てのものを受け入れていると、全てが同じに感じるようになってしまいます。
    「どれでも一緒」。一度そうなってしまった感覚を変えることは容易ではありません。
    一般的に人は疑問や違和感、課題感を感じることで、その解決策を考えようという意識が芽生えます。
    五感が鈍った状態では、思考のスタート地点に立つことさえも難しいかもしれません。
        

    3 今こそ注目したい創造力を育むアクティビティのカギ「伝統文化」

        
    近年GIGAスクール構想やコロナ対策で進んだオンラインコミュニケーションのおかげで、子ども達も海外の人々とコミュニケーションを取ることにハードルは低くなっています。
    一方で、海外に出ることだけを目的とし、日本文化を知ることなく海外に出る人が増えると、グローバルの共通点のみで相手と接することになります。
    これでは「各国の文化をお互いに重んじる」インターナショナルなコミュニケーションとは言えないのではないのでしょうか。
    別の文化の方と接する際、相手の文化について知っていることを話題にするシーンは容易に想像できると思いますし、自然な流れです。
        
    先ほど五感のトレーニングで例に出した「茶道」。日本の文化として世界的に有名なもののひとつです。
    ペットボトル入りなどのお茶も、カロリーゼロでヘルシーと言うことで、世界中で販売されるようになっています。
        
    では、お茶の美味しい飲み方や茶道の作法をご存知の方はどれくらいいるでしょうか?
    玉露は50度以下の低い温度で抽出し、宝瓶という急須で絞り出しを行うことによって、味わえるテアニン特有のうまみは、ペットボトルのお茶とは全くの別物。
    お作法の内容や意味を知っていることで、楽しみ方や価値が数倍に広がり、受けられる刺激も全く変わります。
    このような知識は国際的なコミュニケーションでも、共通の話題をさらに広げ、相手からの信頼を得る種ともなり得ます。
        
    茶道、着物、盆栽、歌舞伎などなど…世界的に有名な日本の文化はたくさんあり、そのどれもが創造力に影響する心地よい「五感への刺激」に溢れています。
    大人も子どもも知識によって新たな日本の魅力に気付くことがあります。
    グローバル化が急激に進む今だからこそ、日本伝統文化を親子で学ぶアクティビティを推奨したい。
    海外の文化を知るのと同等に、日本の文化も知って欲しい。そう考えています。
        
    文化庁では、伝統文化親子教室事業というプロジェクトで全国3800の教室を支援しています。
        
    「おけいこ」を、五感のトレーニングかつインターナショナル人材教育と捉え、体験の機会を作っていただければと思います。
    SDGsは世界統一ミッション。
    日本の文化の魅力や特色を知った上で、海外で活躍する子ども達が増えてくれることを願っています。
        

    文化庁 伝統文化親子教室事業について
    Traditional culture parent-child classroom project
    全国で毎年3,000以上の伝統文化親子教室が開催。
    伝統文化親子教室事業では、次代を担う子供たちに対して民俗芸能・工芸技術・邦楽・日本舞踊・茶道・華道などの伝統文化に関する活動を、計画的・継続的に体験・修得できる機会を提供しています。
    全国で毎年3,000以上の伝統文化親子教室が開催されています。
    詳細はこちらから
    http://www.oyakokyoshitsu.jp/

        
        

    4 アートリテラシーを育む注目スポット

        
    美しい作品との接点を持つ機会を作ることは、小さな子どもがいると難しい。
    今の日本では、一般的にはそう考えられていますし、その状況も身を持って体験しています。
        
    しかし「良質なアートや美しいものに触れる機会は意外と作れる」ということをぜひ頭の片隅において欲しいと思います。
    昆虫の美しさに気づいたり、道端に咲く季節の花の移ろいに心が動いたり。
    雲の隙間から見える夕陽が素敵だったり、さらにはレストランで出てきたお皿に感動することもあります。
        
    そして、国や自治体、民間の企業や神社などが管理する文化施設は全国各地にあり、オンラインで提供されているコンテンツもあります。
    無理だと諦めるのではなく、アートとの接触回数を増やして、小さなことに美しさを見出すことはアートリテラシーの醸成そのものではないかと思います。
        

    <オンライン>文化デジタルライブラリー
    文化デジタルライブラリーは、世界に誇る日本の伝統芸能と現代舞台芸術の情報を全国に発信し、優れた舞台芸術をより身近に触れる機会を提供することを目的としたサイトです。
    自主公演の上演情報と収蔵資料などのデジタルアーカイブ、デジタル技術を活用した教育用コンテンツ(舞台芸術教材)から成り立っています。
    https://www2.ntj.jac.go.jp/dglib/
    <オンライン>国立オンライン劇場
    国立劇場などを運営する日本芸術文化振興会では、新型コロナウイルス感染症の影響で生の舞台をお楽しみいただける機会が限られる中、お客様と劇場をつなげる動画配信サイトとして「国立オンライン劇場▶▶つながる伝統芸能◀◀」を立ち上げました。ここでは、歌舞伎、文楽などの舞台映像を中心に、伝統芸能を身近でお楽しみいただける動画を随時配信しています。
    https://www.ntj.jac.go.jp/topics/top/2020/online.html
    <東京都>東京国立近代美術館

    コレクションが充実。横山大観や菱田春草らの重要文化財を含む約13,000点の名品を有し、時宜に適ったテーマや切り口で約200点を展示。明治から現代に至る日本の美術の流れを一気にたどることができる。目玉作品を紹介する「ハイライト」コーナー、皇居や丸の内ビル群を見渡せる休憩室「眺めのよい部屋」は必見。(撮影:上野則宏)
    https://www.momat.go.jp/am/
    <東京都>国立映画アーカイブ

    国立映画アーカイブは、2018年に東京国立近代美術館から独立し、6つめの国立美術館として開館。日本で唯一の国立映画機関として、国内外の映画および図書などの映画関連資料の収集・保存・研究・復元とともに、上映や展示、図書室やセミナーなどで収蔵作品や研究成果を公開している。映画に関するさまざまな教育、国際連携・協力の拠点としての機能も備える。
    https://www.nfaj.go.jp/
    <東京都>国立西洋美術館
    国立西洋美術館
    フランス政府より寄贈返還された「松方コレクション」を基礎に、ルネサンスから20世紀初頭までの絵画、彫刻、版画、素描などを所蔵。ルノワールやピカソなど一度は耳にしたことのある作家の作品が並び、西洋美術の流れを展望できる。2016年7月に国立西洋美術館を含む「ル・コルビュジエの建築作品―近代建築運動への顕著な貢献―」が世界遺産に登録された。(©国立西洋美術館)
    https://www.nmwa.go.jp/
    <東京都>国立新美術館

    東京の新しいアートスポットとして注目を集める六本木に、明るく開放的な「森の中の美術館」を建物のコンセプトに2007年に開館。コレクションをもたず、国内最大級の展示スペースを生かした多彩な企画展や、美術団体への会場提供を行い、いつでも新しい美術と出会うことができる。芸術・文化の創造、発信などアートセンターとしての機能を持つ。
    https://www.nact.jp/
    <石川県>国立工芸館

    近現代工芸作品専門の美術館。工芸の各分野が網羅されたコレクションは、なかでも人間国宝の作品が充実。2020年10月、石川県金沢市の文化ゾーン「兼六園周辺文化の森」に移転、開館した。明治期に建てられた二つの洋風建築、旧陸軍第九師団司令部庁舎(1898年建築)と旧陸軍金沢偕行社(1909年建築)(いずれも1997年に国登録有形文化財に登録)を移築するとともに、過去に撤去された部分や外観の色などを復元して活用している。(撮影:太田拓実)
    https://www.momat.go.jp/cg/
    <京都府>京都国立近代美術館

    京都を中心とした西日本の美術に重点をおき、日本画、洋画、版画、彫刻、写真に加え、陶芸、染織、金工、木竹工、ジュエリーなどの工芸品も幅広く所蔵。京都という地域性を生かしたコレクション展示は、季節ごとにほぼすべての作品を入れ替え、訪れるたびに違った作品を楽しめる。
    https://www.momak.go.jp/
    <大阪府>国立国際美術館

    2004年に大阪万博記念公園内から中之島に移転し、竹をイメージしたユニークなオブジェが出迎える「完全地下型美術館」としてオープン。主に1945年以降の国内外の現代アートを国内最大規模の約8,000点所蔵。年に数回魅力あるテーマで展示替えをするコレクション展では、現代美術を語る上で重要な作家や作品を紹介。
    アクティビティパレット:遠くに出かけなくても、特別な場所に行けなくても、自宅やその周辺で創造/想像的に過ごすことのできるアクティヴィティのアイデアをホームページで公開。
    https://www.nmao.go.jp/
    <東京都>東京国立博物館

    東京国立博物館は、明治5年(1872)、湯島聖堂の大成殿で開催された博覧会から始まる、日本で最も長い歴史をもつ博物館です。日本を中心にした東洋のさまざまな国や文化の美術作品、歴史資料、考古遺物などを集めて大切に保管しています。 こうした収蔵品の調査・研究、ならびに保存・修復を行い、展示をしてお客様にご観覧いただいています。さらに、講演会やワークショップなどさまざまな教育普及事業を通してお客様の理解を深め、より楽しく鑑賞していただけるよう工夫をしています。
    https://www.tnm.jp/
    <京都府>京都国立博物館
    京都国立博物館は明治30年(1897)に京都東山の山麓に開館した120年余の歴史をもつ博物館です。
    京都に伝来した美術作品や文化財、また日本・東洋の古美術品や埋蔵文化財などを収蔵しています。考古遺物・陶磁器・仏像を中心とする彫刻作品や古代から近世にかけての絵画・書跡・染織・漆工・金工などの美術工芸品の展示や、特別展を開催しています。
    https://www.kyohaku.go.jp/jp/
    <奈良県>奈良国立博物館

    奈良国立博物館は、東大寺、興福寺、春日大社などに囲まれた奈良公園の一角に位置しています。 寺院・神社をはじめとした文化財所有者のご協力を得て、特に仏教と関わりの深い古美術品や考古遺品などの文化財の保存を図り、 調査・研究をおこなうとともに、展示を通して仏教への信仰が生み出した優れた美術の魅力と、 その背景にある豊かな歴史・文化について皆様にお伝えしてまいります。名品展では、主として仏教に関する美術工芸品および考古遺品などを陳列しています。 特別展は恒例として、毎年4月下旬から6月初旬にかけて春季特別展を、秋には正倉院展を開催しています。
    https://www.narahaku.go.jp/
    <奈良県>平城宮跡資料館
    平城宮跡資料館は、発掘調査の成果をもとに平城宮・京跡のことを分かりやすく解説する展示公開施設として、昭和45年(1970)に馬寮(めりょう)跡に建てられました。平成30年(2018)3月には平城宮跡歴史公園が開園し、そのガイダンス施設である平城宮いざない館が開館し、奈文研の貴重な文化財を同施設でも公開できるよう提携し、展示監修を行なっています。同年以降、平城宮跡資料館は、それまでの平城宮・京の展示に加えて、考古学や奈良時代に限らない奈良文化財研究所の最新の研究成果を展示公開する施設と位置づけられています。
    https://www.nabunken.go.jp/heijo/museum/
    <奈良県>藤原宮跡資料室
    藤原宮跡資料室は、奈良文化財研究所都城発掘調査部(飛鳥・藤原地区)が行っている調査研究の成果を見ていただくために設けたものです。藤原宮・京をを中心として、飛鳥・藤原地域での発掘によって出土した遺物やわかったことを紹介しています。
    玄関ホールには、飛鳥・藤原地域を一望する案内板とともに、最近の発掘成果を速報展示しています。展示室では藤原京がつくられる過程、完成した都の様子、住民の暮らしぶりなどについて、遺物・模型パネルを用いて説明しています。基準資料室は詳しく知りたい方のために、土器と瓦の代表的な資料を展示しています。これらは遺物の型式分類や遺構の年代を決定する上で基準となる資料で、学術的な調査研究に欠かせない重要な資料です。
    https://www.nabunken.go.jp/fujiwara/
    <奈良県>飛鳥資料館
    飛鳥資料館は、文化財の調査・研究を専門におこなう奈良文化財研究所の展示施設として、昭和50(1975)年に開設されました。奈良文化財研究所の調査研究成果を展示するとともに、飛鳥を訪れた人びとが古代史について概観することができる、総合的な歴史系の博物館施設です。
    https://www.nabunken.go.jp/asuka/
    <福岡県>九州国立博物館
    九州国立博物館
    九州国立博物館では「日本文化の形成をアジア史的観点から捉える」というコンセプトのもとに、文化交流展示室(平常展)において、日本とアジアとの文化交流の歴史をご紹介しています。
    展示は、旧石器時代から近世末期(開国)までを5つのテーマに分けて紹介。各時代の文化交流史に欠かせない作品を鑑賞できる「基本展示室」と、個別のテーマに焦点をあてた11の展示室から構成されています。また再現文化財(復元模造)や迫力ある映像により、リアリティ溢れる展示が体験できます。
    提供:九州国立博物館
    https://www.kyuhaku.jp/
    <東京都>国立劇場

    国立劇場は昭和41年11月、日本古来の伝統的な芸能の公開などを目的として開場しました。歌舞伎や文楽の公演は古典を主とし、その代表的な演目については筋を通してわかりやすく上演するいわゆる通し狂言の他、優れた作品で上演が途絶えたものの復活を企画するなど、演目の拡充に努めています。伝統芸能にあまりなじみのない方にも気軽にお楽しみいただけるよう、若手の役者や技芸員による解説を取り入れた鑑賞教室も実施しています。
    https://www.ntj.jac.go.jp/kokuritsu.html
    <東京都>国立演芸場

    国立劇場に隣接する国立演芸場は、落語・講談・浪曲・漫才・奇術・曲芸といった大衆芸能のための劇場として昭和54年3月に建てられました。毎月1~10日の「上席」、11日~20日の「中席」で寄席芸の世界をお楽しみいただけます。他に、国立名人会、花形演芸会、特別企画公演などバラエティ豊かな公演を行っています。
    https://www.ntj.jac.go.jp/engei.html
    <東京都>国立能楽堂

    国立能楽堂は、能楽の保存と普及を図ることを目的として昭和58年9月に開場し、自主公演として「定例公演」、「普及公演」、「狂言の会」のほか、中学・高校生を対象とした「能楽鑑賞教室」などの形で、ひろく一般に能楽に親しむ機会を提供しています。
    全席に設置されている小型液晶画面では能の詞章を表示するほか、能・狂言の決まり事などを適宜解説し、能楽鑑賞をお手伝いいたします。
    https://www.ntj.jac.go.jp/nou.html
    <大阪府>国立文楽劇場

    国立文楽劇場は人形浄瑠璃文楽を中心に広く上方芸能を保存・継承し発展させる拠点として、昭和59年4月に大阪に誕生しました。主に文楽や歌舞伎、舞踊、邦楽、大衆芸能、民俗芸能などの伝統芸能を公開するとともに、新しい観客層の開拓を目指し、青少年などを対象にした「文楽鑑賞教室」を毎年開催しています。
    https://www.ntj.jac.go.jp/bunraku.html
    <東京都>伝統芸能情報館

    伝統芸能情報館は、伝統芸能をより身近に「聴く・見る・触る」というコンセプトのもとに、多くの方に興味を持って気軽に楽しんでいただける施設として、平成15年3月にオープンしました。様々な博物資料を中心とした企画展示や映像で、伝統芸能をわかりやすく紹介しています。さらに、開架式を備えた図書館施設や映像・音響機器を有するレクチャー室等を多角的に活用して、伝統芸能の普及に資することを目指しています。
    https://www.ntj.jac.go.jp/tradition.html
    <沖縄県>国立劇場おきなわ

    国立劇場おきなわでは、ユネスコの世界無形文化遺産「組踊」(セリフを主として歌と踊りで筋をはこぶ沖縄独自の歌舞劇)や、国の重要無形文化財「琉球舞踊」など沖縄の伝統芸能を広く一般の方々に鑑賞する機会を提供するとともに、沖縄の芸能に影響を与えた本土の芸能、アジア・太平洋地域の芸能も紹介しています。
    https://www.nt-okinawa.or.jp/
    <東京都>新国立劇場

    新国立劇場は現代舞台芸術のための日本唯一の国立劇場として、オペラ、舞踊(バレエ・ダンス)、演劇の3部門の芸術監督の下、最高水準の公演を制作、上演しています。オペラパレス、中劇場、小劇場の3つの劇場を活用し、年間約300ステージの主催公演を行っています。
    また、毎年「高校生のためのオペラ鑑賞教室」や「こどものためのバレエ劇場」を行うなど、観客の裾野を広げる取り組みも積極的に行っています。
    https://www.nntt.jac.go.jp/
    <福岡県>太宰府天満宮

    学問・文化の神様として知られる菅原道真公が祀られる太宰府天満宮は、アートとの関係が深く、境内で様々なパブリックアートに出会える特別な神社。
    隣接する九州国立博物館や宝物殿と合わせて、自然とアートに触れ合える大人も子どもも学べる場所です。
    (©Ryan Gander, 2011, Courtesy of TARO NASU, Photo by Yasushi Ichikawa)
    https://www.dazaifutenmangu.or.jp/
    <青森県>十和田市現代美術館

    2008年に、十和田市が進めるアートによるまちづくりArts Towadaの中核として誕生。館内での展示のみならず、まちなかでも作品を展開し、十和田市のアートの拠点として機能している。美術館での活動だけではなく、市民主導によるアートプロジェクトも行われている。
    https://towadaartcenter.com/
    <宮城県>感覚ミュージアム

    宮城県大崎市(旧岩出山町)が建設し、2000年に開館した”感覚”をテーマにした美術館。視覚、聴覚だけでなく触覚や嗅覚にも同時に訴える作品を鑑賞することができる。
    https://www.kankaku.org/
    <埼玉県>さいたま市大宮盆栽美術館
    さいたま市盆栽美術館
    日本はもとより、世界から「BONSAI」の美を求めて観光客が押し寄せる、世界初の公立の盆栽専門美術館。盆栽はさいたま市の伝統産業に指定されており、盆栽業者が集住している「大宮盆栽村」がある。
    画像:提供 さいたま市大宮盆栽美術館
    https://www.bonsai-art-museum.jp/ja/
    <神奈川県>横浜美術館

    横浜みなとみらい地区に建つ近・現代美術の優れたコレクションを持つ美術館。小学生以下の子どもたちを対象にした「子どものアトリエ」を常設しており、子どもたちがさまざまな造形体験に触れられる場を提供している。
    3年に一回開催する「横浜トリエンナーレ」のメイン会場のひとつでもあり、同時代の作家の紹介にも積極的に取り組んでいる。
    現在、大規模改修工事のため、2023年再開館に向けて休館中。休館期間中もオンラインで楽しめるコンテンツをHP上で公開している。
    撮影:笠木靖之
    https://yokohama.art.museum/
    <新潟県>越後妻有里山現代美術館 MonET
    越後妻有里山現代美術館 MonET
    越後妻有で3年に一度開催される「大地の芸術祭」の主要展示施設の一つ。芸術祭開催期間外にも建物全体を使ったレアンドロ・エルリッヒの恒久展示作品など、展示を楽しめる。
    清津峡渓谷トンネル、「あらゆる生きるものたちに生きる力を与える美術館に」をコンセプトにした「鉢&田島征三 絵本と木の実の美術館」など、芸術祭期間外にも開館している関係施設へ車でアクセスできる。
    作品名:Palimpsest: 空の池
    作家名:レアンドロ・エルリッヒ
    撮影者:Kioku Keizo
    http://smcak.jp/
    <石川県>金沢21世紀美術館

    「新しい文化の創造」と「新たなまちの賑わいの創出」を目的に2004年に開館し、「子どもたちと共に、成長する美術館」を特徴のひとつとして、多くの来館者を集める国内を代表する現代美術館の一つ。
    子ども向けのワークショップ等のプログラムを行う「キッズスタジオ」のほか、美術館を取り囲む芝生が広がる広場や屋内に常設された、恒久展示など子どもが触れ合って遊べる作品も。
    現代美術を中心に国内外の著名作家の作品を紹介する独自の企画展示を行う。
    兼六園と国立工芸館や県立美術館など文化施設が集積した地区、中心市街に囲まれた場所にあり、周囲に工芸ギャラリーも多数立地。
    画像:金沢21世紀美術館 外観
    撮影:渡邉修
    提供:金沢21世紀美術館
    https://www.kanazawa21.jp/
    <富山県>富山県立美術館
    富山県立美術館
    富山市の富岩運河環水公園西地区に立地し、「アートとデザインをつなぐ」「富山の新しいビューポイントとなる」「見る、創る、学ぶといった双方向で美術を体験する」「産業の活性化にも寄与する」「時代とともに成長し、価値が高まっていく」といった5つのコンセプトを掲げ2017年に新築移転した美術館。
    国内外の美術に加えポスター、椅子の特徴的なコレクションを持っている。アトリエを備え、アーティスト、デザイナーなどによる大人、子供向けのワークショップを開催。
    美術館の屋上に「オノマトペの屋上」という立山連峰を望む庭園を備え、建築設計を手掛けた内藤廣がデザイナーの佐藤卓に依頼してデザインされた。「ぐるぐる」「うとうと」といったオノマトペをテーマにした遊具が並んでいる。
    https://tad-toyama.jp/
    <長野県>長野県立美術館
    長野県立美術館
    2021年4月に新築オープン。周辺の地形や信州の自然と調和した景観を創り出す「ランドスケープ・ミュージアム」というコンセプトを掲げている。コレクションは国内外の近現代の美術作品、資料、長野県に関係の深い芸術家の作品の他、山岳風景や精神文化に通ずる「自然」や「自然と人間」をテーマとした優れた近現代美術の作品を収集することを目指している。屋外では中谷芙二子の霧を作り出す作品「霧の彫刻 #47610 -Dynamic Earth Series I-」が常設作品として楽しめる。また、映像を活用した作品を展示するなど、新たなメディアの作品の紹介にも積極的に取り組んでいる。
    写真:長野県立美術館(本館)外観
    https://nagano.art.museum/
    <大分県>大分県立美術館
    大分県立美術館
    「五感のミュージアム」「出会いのミュージアム」をコンセプトに、2015年の開館以来、国内でも特に多くの来館者を集めている公立美術館の一つ。
    開館当初から教育普及事業が盛んで、大分を中心に各地で集めた石・土・植物・貝殻標本等の身の回りの自然や身の回りの「美」を集めた教材ボックスを活用した教育普及事業を年齢を問わず非常に積極的に展開している。
    https://www.opam.jp/

        
        

    5 なぜSDGsのための教育にサイエンスリテラシーが必要なのか

        
    「ペットボトルを減らそう」「プラスチックバッグは廃止」
        
    地球の資源を温存し、CO2排出を削減するため、上記をはじめとした様々な対策が行われています。
        
    しかし、残念ながらそれだけでは気候変動や環境汚染の解決には間に合わない分野も存在しています。
    この状況を打開するためには「今はまだ実現されていないテクノロジー」が必要不可欠です。
        
    世界中で、特に若者から驚くべきアイディアと技術が生み出されているのをご存知でしょうか。
    「これがあれば、何とかなるかもしれない。」そう思わせてくれるようなアイディアや技術開発に、多くの人が取り組んでいます。
        
    そして、そんな新しい技術の発展を支えるのは私たち一人一人。
    「私はそんな技術を開発する力はないし、関係ない。」そんなことはありません。
    革新的な技術があっても、それが活用されなければ意味がないからです。
    世界中のみんなが社会課題について学び、人間社会を持続するために必要な新しい技術をしっかりと見極め、最短で活用していくことが、SDGs達成において非常に重要なことであると考えています。
        
    創造力を培い、実際に解決策(ソリューション)を世に提供できる人材を増やすためには、ESD(持続可能な開発のための教育)を広めることが重要ではないかと思います。
        


        
    また、INSECT MARKET では、ライフサイエンス、環境・エネルギー関連、システム・情報技術関連、ナノテクノロジー・材料関連などの、持続可能な開発目標達成(SDGs)のための科学技術イノベーション「STI for SDGs」にも注目してきました。
    (STI:Science, Technology and Innovationの略)
        
    これは2つの側面から重要だと言われています。
        
    1・サステイナブルな地球のためには、科学技術のイノベーションを促進する必要があるということ。
    2・SDGsという世界共通の目的があることにより様々な連携が増え、科学技術全体のイノベーションが促進されること。
        
    文部科学省の科学技術・学術政策局は、SDGsを軸に科学技術政策を進めることで、以下のような科学技術イノベーションに好ましいインパクトが起きる(SDGs for STI)ことを想定しています。
        

        
    1.共通目標・共通言語 SDGsは世界統一の目標。文化・国境・専門分野・組織・世代等を超えて受け入れられやすい概念であり、全ての人の共通目標・共通言語として機能する。異分野連携、産学官連携、国際協力といった連携を起こしやすく、科学技術による価値創出を促進することができる。2.日本のイノベーション・エコシステムの変革 モノづくり・モノ消費の時代から、コトづくり・コト消費の時代へ。 「世界で最もイノベーションに適した国」を実現するために、SDGsやSociety 5.0を、起こすべき変革の軸として活用できる。
        
    3.新しい科学技術の潮流 研究者にとってSDGsは新たなニーズとそれに基づく知的好奇心の発見というフロンティアとなる可能性があり、ニーズの多様性と相まって新しい科学技術の潮流を生む可能性がある。
        
    4.科学技術イノベーションへのこれまでなかった人材層の動員 全員参画型で取り組むというSDGsの理念により、これまで必ずしも科学技術に興味のなかった人材層が科学技術イノベーションの担い手として参画する可能性がある。
        
    5.社会的価値という軸 科学技術政策は、これまで知的価値、経済的価値、社会的価値のバランスで時に揺れてきたが、SDGsにより社会的価値の意義や評価軸がより堅牢になるため、 政策展開上の一つの軸になる。
        

        
    サステイナブルな地球のため、社会的価値ある研究が世界中で進められています。
        
    問題を解決する技術があると知るだけでも、日々の選択や行動に変化が生まれます。
    研究開発者の方々や支援をされている方に敬意の気持ちを忘れず、私たちがSTI for SDGsに興味関心を深めれば、日々の倫理的な行動を継続するモチベーションにも繋がるのではないでしょうか。
        

    6 サイエンスリテラシーを育む注目スポット

        

    <東京都>国立科学博物館

    日本で最も歴史のある博物館の一つであり、自然史・科学技術史に関する国立の唯一の総合科学博物館です
    日本およびアジアにおける科学系博物館の中核施設として、調査研究、標本資料の収集・保管、展示・学習支援を推進しています。上野公園内に昭和6年に完成した日本館(重要文化財指定)と、地球館、また筑波地区の実験植物園や研究施設、さらに港区白金台の自然教育園(天然記念物指定)の主に三地区で展開しています。
    https://www.kahaku.go.jp/
    <東京都>日本科学未来館
    日本科学未来館は、「科学技術を文化として捉え、社会に対する役割と未来の可能性について考え、語り合うための、すべての人々にひらかれた場」を設立の理念に2001年7月9日に開館しました。科学技術創造立国のための「科学技術基本計画」に基づき、科学技術への理解を深めるための拠点として開館した国立の科学館で、国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)が運営しています。
    https://www.miraikan.jst.go.jp/aboutus/

            
        

    おわりに

    今はコロナウイルス、今後も様々な驚異があることは残念ながら既に予測されています。
        
    学習指導要領のテーマともなっている「生きる力」。
    これは快適に生きる力ではありません。
        
    SDGsは「持続可能な開発目標」。
    人類が持続不可能だからできた目標です。

    「これまでの人類のために、犠牲になるかわいそうな子ども達」ではありません。
    今起きている危機は、たったこの100年の出来事が起因となっています。
    つまり私たち親の世代も原因を作った一部なのです。
        
    「絵が上手に描けたわね!」「ロボットが動いてすごい!」
    表面上はそれでもいいでしょう。
        
    しかし、教育基本法で、子どもの教育の責任を第一に持つ私たち親が、本質的に逞しく生き延びる力を理解し、教育を提供する。1日でも早くライフスタイルをシフトさせる。
    このような積み重ねを子供たちのために行っていくべきではないでしょうか。
            


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