大人も子どもも毎日を『Social Good(ソーシャルグッド)』に!
SDGs(エス・ディー・ジーズ)、ESD(イー・エス・ディー)、サステイナブル、ESG(イー・エス・ジー)投資、3R(スリーアール)、グリーンリカバリーなど、循環型社会を目指すワードは沢山あります。
INSECT MARKETでも、それぞれの用語をピックアップして、私たちの想いと合わせてお話ししたりしてきました。
できるだけ『難しそう』というイメージを払拭し、学びを深めることで、正しいアクションを起こすきっかけになればと考え、私たちも日々学びながらお届けしています。
こうした言葉たちの中で、特に私の好きな言葉は、『Social Good(ソーシャルグッド)』です。
知る限り、この言葉が一番広義に『社会に良いこと』の形容詞として使われていると思うのです。
突き詰めると、具体的なゴールと期限が定められたSDGsはもちろん素晴らしく、将来まで見据えてその担い手を育むESDが私たちの事業の焦点となっています。
しかし、その前に普段の生活から仕事に至るまで、人として、親として、社会人として『ソーシャルグッドでありたい』と願っています。
エシカルも意味としては近い気もしますが、もっと漠然としたイメージで、社会に良いことが自分にとっても気持ち良い。 くらいのライトな意味で使っています。
社会:Socialは、Weと表されることがあります。
Iではなく、We。
私たちに良いことです。社会には自分も含まれていますから、私にも心地よいことになります。
自分のためにもなるから、慈善という発想もありません。
難しい言葉を色々と覚えることよりも、
『ソーシャルグッドなことをしよう』
『ソーシャルグッドな人でいよう』
『ソーシャルグッドな物を買おう』
『ソーシャルグッドな仕事をしよう』
『ソーシャルグッドな食事をしよう』
『ソーシャルグッドな発言をしよう』
と自分自身と向き合い日々過ごすことが、循環型社会を作るのではないでしょうか。
自分だけ得をすること、自分だけラクをすることで、地球の誰かが被害を被るとしたら、それはソーシャルグッドとは言えません。
子育てのシーンで『自分がされたら嫌なことは、人にもしちゃダメ!』というお決まりのセリフと全くもって同じですよね。
倫理的な思想や行動は伝播しますし、その逆も然り。
ソーシャルグッドな行動や思想を持っていると、不思議と周りもそんな人ばかりになるものだと思います。
子ども達の成長において、仲間の存在はとても大きい。
親が「良い友だちを選びなさい」と言うことにあまり価値はなく、その子の思想が周りの友だちを引き付けるとしたら、能動的にソーシャルグッドな行動をまずは自分が心がけ、子どもに良い影響を与えられたらいいなと考えています。