Insect Gardenの図鑑シリーズは全てが一点もの!?廃棄を出さない工夫とは
来春スタートのInsect Gardenは、カナダ・モントリオールのクリエイターRaku Inoue氏による本物の草花を並べて作った昆虫を図鑑のように並べたEncyclopedieシリーズが主力アイテムになっています。
このシリーズは、INSECT MARKETのオリジナル昆虫図鑑をフランス語に翻訳したデザインですが、その柄をどんなサイズで使うとバランスが良いか試行錯誤してきました。
そして、Insect GardenはInsect Collectionと比べて、バッグなどの小物率が多いのも特徴です。
ハンドバッグは特に、使う面積が洋服よりも小さいので、図柄が全て入りません。
大きな生地にインクジェットプリントを施し、それを裁断して使用する製造工程のバッグについては、前述の理由から一点一点使われている部分が異なります。
「カマキリが入ってないと絶対嫌だ」という方もいるだろう。
そう思い悩みに悩みましたが、デザイン上小さくするにも限界があり、全ての昆虫を入れることは出来ません。
かといって、特定の昆虫をメインにカットすると、廃棄生地が大量に出てしまいます。
結論は、私たちは廃棄が出ない方法を選択しました。
柄がどうしても選びたい!という方は、一部店舗で取り扱いはございますので、店頭でご確認いただければ幸いです。
特に柄が異なるアイテムは、2WAYボストン エコレザーストラップ肩掛けバッグです。
一つのバッグには限られた昆虫しかプリントされていません。
しかし、フォルムもエコレザーの品質も素晴らしく、自信を持っておすすめするアイテムです。
生産の裏にあるストーリーも含めて、大切に使っていただけたら嬉しいです。
グレーとピンクのバイカラーのエコレザーストラップを採用したビーチバッグとトートバッグも、使用面積が大きいゆえに図鑑の全貌は見えますが、こちらもロスを出さないために、一点一点どれも微妙に異なります。
一つ一つ異なる表情のアイテムを、エシカルな選択の第一歩としていただけたら、とても嬉しく思います。