オーガニックコットンって何が良いの?

ORGANIC(オーガニック)とは、無農薬。という意味で昨今良く使われていますが、国によって基準も異なり、厳しさも様々。
「種だけオーガニック」「肥料だけオーガニック」「土だけオーガニック」なども日本では多く、実は完全なオーガニック栽培はまだまだ珍しいようです。

 

今日は、Insect CollectionやINSECT LANDのTシャツでも使用している『オーガニックコットン』についてのお話ししたいと思います。

 

「オーガニックコットンは肌に優しい」という表記をよく見かけますが、普通のコットンは有害なのでしょうか。
そんなことはありません。

 

農薬アレルギーのある方にとっては、オーガニックコットンは安心できるものですが、肌触りは科学的にも大差がなく、綿花は中のわたを使うので、農薬による影響は低い素材と言われています。
ではなぜオーガニックコットンが重要視されているのでしょうか。

 

私たちが着目しているのは、『人権』です。
オーガニックコットンを利用することは、インドなどのコットン農家で働く子ども達の農薬被害歯止めに繋がります。
海外の国々で未だに行われている強制労働などの人権侵害や、働き手に降りかかる農薬被害について知っていただきたい。
世界中の子供たちが学ぶ機会を奪われることなく、健やかに育ってほしいと思っています。

 

また農薬は、昆虫の個体数減少や絶滅の主な原因にもなっています。

ほとんどの植物は昆虫のおかげで受粉することができて存続していますし、昆虫は動物の食べ物としての役割もあります。

農薬にはメリットもある反面、循環型社会を目指す我々にとっては、足枷となる存在です。

 

 

 

しかし、オーガニックコットンを100%使用することで高額になることも事実としてあります。

私たちは、流通量と共に少しずつその使用率を高め、誰もが手の届くオーガニックコットン利用に励みます。

 

取り組みの一環として、Insect Collectionのパートナー企業・豊島株式会社が手がける「orgabits(オーガビッツ)」を採用し、Insect CollectionやINSECT LANDのTシャツに使用しています。

 

 

orgabitsは、オーガニックコットンを10%使用し、販売価格は普通のコットン製品と同等をキープ。
さらに1着購入ごとに1円を社会活動に還元するプロジェクトです。

 

 

オーガニックコットンが持続可能な社会において、なぜ重要なのか。その周知と普及に貢献してゆきたいと思っています。

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参考: orgabits
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