Insect Gardenの新作LOOKで伝えたい和魂洋才の重要性
草花と昆虫のエシカルブランドInsect Gardenの2ndシーズンLOOK。
スウェーデン出身のLiliさんをモデルに迎え、都内に広大な日本庭園を保有するホテル椿山荘東京さまにご協力をいただき撮影しました。
この秋より、Insect Gardenは、全世界に向けてオンラインショップを展開いたします。
欧米の方々に私たちがまず伝えたかったのは、日本のサステイナブルブランドであるということ。
グローバル教育ではなく、インターナショナル教育を重じているということ。
先日の記事でもお話ししたように、近年GIGAスクール構想やコロナ対策で進んだオンラインコミュニケーションのおかげで、子ども達も海外の人々とコミュニケーションを取ることにハードルは低くなっています。
一方で、海外に出ることだけを目的とし、日本文化を知ることなく海外に出る人が増えると、グローバルの共通点のみで相手と接することになります。
これでは「各国の文化をお互いに重んじる」インターナショナルなコミュニケーションとは言えません。
たとえば、日本の四季。もちろん季節がある国は日本だけではありません。
しかし、日本ほどはっきりと「春」「夏」「秋」「冬」を感じて人々が生活している国は少ないとも言われています。
また、お花見など、四季を楽しむ文化が昔から根付いています。
子どもたちには、四季折々の日本の自然の美しさ、旬の食べ物の美味しさ、そんなことを外国の方に伝えられる人になってほしいと願います。
そんな想いから、外国からのゲストに触れてほしい「日本の自然」をテーマに、エシカルなアイテムを着こなしていただきました。
今は厳しい状況ですが、多くの方が再び訪れてくれる日が来ることを信じています。
ホテル椿山荘東京さまは、ホタル観賞のプログラム期間中、INSECT MARKETの期間限定ストアも開催いただいたご縁があります。
この期間は、夜になると日本庭園に、Insect Collectionの蓄光ホタル甚平を来た子ども達が沢山集まってくれていたと聞いて嬉しくなりました。
見学にいった際、職人さんたちが一生懸命手入れをし、このお庭のことを説明してくださったのが印象的でした。
人の手が適度に入り、植物の環境を保つことで、自然と人間の共存がなされることを、地域循環共生圏や里山という言葉で表したりすることがあります。
庭園に流れる雲海を背景にしたコーヒーカスで染めたブラックギャザースカートのシーンはとても幻想的に仕上がりました。
現地では撮影の瞬間空気が変わり、まるで自分たちが絵の中にいるような感覚に。
上層フロアのガラス窓から眺める日本庭園は、まるで額物に入った絵画のような佇まいで、自然とアートが美しく融合した特別な場所だと感じました。
また、美しい池と木々に囲まれた和室では、プラチナ糸のジャガード織ニットに、窓から差し込む光のコントラストが美しいシーンを。
格式ある場所でのお食事の席にも、Insect Gardenのアイテムはしっくりとなじみます。
実はTBSのドラマ「半沢直樹」に登場した料亭シーンのお部屋なので、見覚えがある方もいらっしゃるかもしれません。
春夏秋冬、それぞれの景観の素晴らしさに身を置ける、都内でも有数のスポットであるホテル椿山荘東京。
ぜひ、Insect Gardenのアイテムでお出かけください。