虫の日をきっかけに考えたい、昆虫たちと地球のこと
6月4日を初日として4日間、虫の日キャンペーンを実施いたしました。
たくさんのお客様にご購入いただき、スタッフ一同心よりお礼申し上げます。
いつも、本当にありがとうございます。
今回の虫の日をきっかけにInsect Collectionを手にしていただき、子ども達と昆虫について、自然について語り合う時間が生まれたら、こんなに嬉しいことはありません。
人間よりも遥かに長い歴史を紡いで来た昆虫たちは、近年の環境破壊、気候変動で、多くの種が絶滅しています。
一方で、アフリカやインドなどで今大問題になっているバッタの大量発生も原因は類似しており、偶然起きた突然の事態ではありません。既に多くの人々の飢餓状態を引き起こし、発生箇所も国土によって影響度合いが変わるため、国家間格差問題の悪化にも繋がってしまいます。
社会・環境・経済は繋がっています。
以前の記事でも書いたとおり、経済発展、文明開拓は素晴らしいことだと思います。
でも自然環境も守らなければ、地球の命、人類の命も長くはなさそうです。
私たちが正しい情報を学び、正しい行動を続けていれば、自ずと社会は動きます。
革新的なテクノロジーと倫理的な行動は、経済と環境と社会の共立を諦めなくていい選択肢を齎すと信じています。
個人の力は日に日に強まっています。
自分が費やす時間、購入するものに意義を持ちたい。
社会的意義があるものにしか時間もお金も投資しない人が増えれば、企業はそれに従います。
需要がないものはビジネスになりません。
そしてその個人の判断は、社会のため、環境のためというただの綺麗ごとではなく、他でもない自分のため、子ども達のためです。
気候変動にもバッタにも、国境はありません。
SDGsは「誰一人取り残さない(leave no one behind)」という誓いがありますが、逆も然り。
世界中全ての人々が倫理的な行動に努める必要があるのではないでしょうか。
昆虫と学びのポータルサイト『INSECT MARKET』、昆虫服育ブランド『Insect Collection』、自然教育絵本『INSECT LAND』を通して、親子が笑顔で無理なく、持続可能な社会作りに参加できる物作りに務めてまいります。
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