「おかげさまで」の源。INSECT MARKET流パートナーへの伝え方

全国で期間限定ショップを展開したり、洋服に加えて絵本も出版したり、事業の幅が広がるにつれて、社員が沢山いるの?と聞かれることがありますが、INSECT MARKET、Insect Collection、INSECT LANDを運営する当社は、社員6名という小さなチームで活動しています。
そして内3名は子育て中のパパとママ。
柔軟性高い働き方を実現しやすい小人数チームですが、それを支えてくださっているのは、多種多様な業界のプロフェッショナルである大切なパートナーの皆さんです。

 

生産パートナーである商社さんや、その先の工場の皆さん。

販売パートナーである百貨店やショッピングモール、書店、そしてそこで働いてくださっているスタッフの皆さん。

通販関連のパートナーである倉庫さん、配送会社さん、カスタマーセンターの皆さん。

絵本作りのパートナーである出版社さん、校正スタッフの皆さん。

 

他にもきりがないほど、沢山の方の顔が浮かびます。
パートナーの皆さんが力添えくださるおかげで、商品をお届けすることが出来ています。

 

送料についての記事でも、INSECT MARKETはパートナーシップを大切にしていることをお伝えしました。

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しかし、その皆さんに頻繁に会い、感謝を伝え、私たちのビジョンや最新の思想を共有することは難しいことです。

 

例えば、百貨店さんから、「欠品がないように沢山在庫を入れてください。」と言われることがあります。

これはしっかりと販売したいという気持ちの表れですし、通常お客様が喜ぶことに繋がり、結果私たちを想って言ってくださっていることです。

しかし、私たちは在庫ロス問題に取り組んでおり、過剰な在庫はしていない為、欠品をさせないというお約束はできません。
事業の方針となる社会課題も含めてお伝えすると、きちんとご理解くださいます。

 

また、出版社さんから、「対象年齢的に、この言葉は難しいから使わない方がいいと思います。」と言われることもあります。

絵本業界にもセオリーがあり、その方が販売部数は良いという実績の因の心強いアドバイスです。
ただ、それを続けてきた結果、昔の絵本より対象年齢ごとに必要な国語力が低下している現状があるそうです。

それならば尚更、子ども達に少し背伸び出来る機会を作りたい。

分からない文字や言葉を大人に質問するコミュニケーションは、子ども達にとっての読み聞かせの価値を高め、当たり前に知っている言葉を他の言葉で表現することで大人の語彙力も高まると思うので、あえてその言葉は残したい。

絵本のストーリーだけでなく、国語力の教育ツールとしての意義も果たしたい。とお伝えすると、ご理解いただけました。

 

[blogcard url=”https://insect.market/blog/media/wordplay/”]

アパレルや出版という業界に長く携わられているプロフェッショナルな方々だけに、従来の規格でなく「これは教育プロダクトである」という強い想いで製作し、子ども達に届けていただくには、私たちの思考の共有が不可欠だと考えています。

 

 

INSECT MARKETで知育記事を書き始めたのは、お客様はもちろんですが、パートナーの皆さんへの意識共有の意味もありました。

 

 

記事を読んで、私たちが課題に思っていることをキャッチアップしたパートナーさんから、新しい素材や、新しいリサイクル技術を教えていただいたりと、この発信は新しい商品や問題の解決につながっています。

 

そんな素晴らしいパートナーの皆さんのおかげで商品が供給でき、支持してくださるお客様のおかげで需要をいただき、また供給機会をいただける。私たちにとってパートナーは「おかげさまで」の源です。

 

 

消費者と生産者が近い現代だからこそ、この発信の場は社員である私たちが想いを持って伝えてゆき、消費活動がきちんと循環型社会に貢献出来るよう、生産者責任を果たしていきたいと考えています。

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