学びのトライアングル△「学校教育・家庭教育・社会教育」
「子どもたちの学びの環境」というと、何を思い浮かべるでしょうか。
学校の先生、塾、習い事などを思い浮かべる方が多いかもしれません。
教育行政では、『学校教育』、『家庭教育』、『社会教育』という3つに分類され、それぞれに様々な研究や、政策を策定しています。
家庭での学習強化は、今回の新しい学習指導要領の中でも述べられていますが、昨今多様化し注目されている『社会教育』についてお話ししたいと思います。
社会教育は、学校と家庭「以外の」教育全てを指します。
博物館や図書館、児童館や自然教育を推進する青少年自然の家など、国や自治体主導の公的機関のみならず、民間経営の塾や習い事、私たちの事業も広義としては社会教育に位置するという認識です。
社会教育は、地域の学びとして、自治体に委ねられる部分も多く、例えば図書館は、国から各自治体に交付されるお金の中に運営費等が含まれていますが、何にいくら使いましょうと定めのない地方交付税交付金なので、市議会によっては図書館に配分が少ない場合があって、新刊が全然ない。ということが起こっていたり、逆に自治体予算を上乗せして図書館に投資する地域もあり、地域格差が起こりやすい領域ともいえます。
自然教育施設の青少年自然の家、青少年交流の家も全国に28ヶ所ありますが、その土地に応じた施設、プログラムが用意されています。
「学校教育」「家庭教育」「社会教育」の三点で囲むような学びのトライアングルのイメージを持ち、子ども達を見てゆくと、育児の孤独感が抑制されたり、自分自身も他の子ども達にとったら社会教育になりうるという多面的な見方ができるかもしれません。
私たちINSECT MARKET、Insect Collection、INSECT LANDも、子ども達やパパママにとっての社会教育の一端となりたくて、昆虫ドリルの企画制作や、物作りをしています。
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