様々なご縁が重なって出店することにした豊洲店。
新型コロナウイルス感染症の猛威は、すぐには収まらないことは承知の上でした。
豊洲店はスーパーやホームセンターと併設ということもあり、現在（2021年5月1日）も営業を続けています。
　　
　　
1回目の緊急事態宣言で大幅に出店を減らした私たちは、大きく2つの教訓を得ました。
　　
　　
一つ目は＜感染症対策・予防の徹底＞です。
　　
　　
通常のアパレル店舗では、入り口に消毒用のアルコールが置いてあるくらいではないでしょうか。
INSECT MARKET豊洲店では、以下の対策を行っています。
　　
　　
【１】入り口を1箇所に限定し、入場者全員を検温、マスク着用をご確認させていただきます。
　　
【２】赤ちゃんも使えるInsect Gardenのヒノキの香りの除菌スプレーで、入場者全員に手指消毒をしていただきます。（ご希望の方には一般的なアルコール消毒もご用意しております）
　　
【3】光触媒抗菌で空調、遊び場、什器など、ウイルスを不活性化させる施工を実施しています。この全面光触媒施工は、オリンピックの強化選手のトレーニングセンターなど特別な場所を除いて、店舗では当店が初めてです。
　　
【4】CO2センサーで、空気中の二酸化炭素濃度をモニタリングし、お客様自身でスコアをご確認いただけます。
　　
【5】抗菌済みのショッピングバッグで入場者数チェック。入場制限を行いながら営業いたします。
　　
【6】スタッフは検温や体調の確認のみならず、抗体抗原検査も定期的に実施しております。
　　
　　
私たちは、環境のこと、教育のこと、伝えたいことが沢山あります。
抗ウイルス素材のTシャツに切り替えた昨年夏にもお伝えした通り、教育の前提は健康。
出来るだけ健康な状態で、私たちと共に学びを深めてほしい。
　　

　　
それはお客様だけでなく、私たちの想いを伝播してくれるスタッフ達にも思っていることです。
日本一安心して立ち寄れるお店は、スタッフも安心して働ける場所でもあるはずだと考えています。
　　
　　
そして、もう一つは＜子ども達の憩いの場を絶やしてはならない＞ということです。
　　
　　
感染症対策の観点から、商業施設などの遊び場はほぼ閉鎖されています。
もちろん、そこにリスクがあるなら継続はできず、正しい判断と言えるでしょう。
　　
　　
しかし、きっとこの先も容易には元に戻らない世界で、子ども達は育ちます。
以前にもお伝えした通り、私たちは「この状況下の子どもたちは可哀想である」といった気持ちだけで子どもたちと向き合うことは、正しくないと感じています。
もちろん、辛く感じる状況に対し、適切なサポートは必要ですが、子どもたちはそれぞれ環境に適応し、日々楽しみを見つけ、成長しています。
　　

　　

だからと言ってこの状況に甘んじるべきと言うわけではありません。
子どもの1年と大人の1年を比較すると、経験や成長度合いは全く違います。
あと1年たてば落ち着くはず…その1年の間に、子どもたちはどれだけ成長していくでしょうか。
落ち着くはず、そう思って必要な場合は営業を自粛し、何もせず1年が過ぎてしまいました。
　　
　　　　
公園などの公共の場所以外で、私たちのような民間が地域教育に参加する価値を証明し続けたいという想いもありました。　
現代の日本の子どもたちは、多くの場所で我慢し、大人の快適さを優先することが求められています。
二子玉川ライズS.C.店のオープン時にもご紹介しましたが、私たちのお店では「子どもたち」が最優先です。
時には大人のお客さまをお待たせしてしまうこともあるかもしれませんが、ご理解いただけますと幸いです。
　　

なぜならば、ワクワクする気持ち、未知のお友達と出会う場所、親以外の大人に見守られる時間が、子ども達の自己肯定感向上に寄与するのは明白です。
その場所を引き続き提供したい。
そのためには、できる限りの対策を取った上でご利用いただく必要があります。
　　
店舗にある色鉛筆一本一本、プリントシール機、トンネル遊具の天井まで光触媒で抗菌していますので、コロナウイルスだけでなく、インフルエンザやノロウイルスなどが付着しても瞬時に不活性化されるようになっています。
　　
　　　　
感染症対策に「完璧」はないかもしれません。
入場制限や、マスク着用の必須、手指の消毒など、お客様にご協力いただくこともたくさんあります。
私たちも現段階で施せる最善の方法を取り入れ、同施設にあるスーパーマーケットやホームセンター、薬局や病院などにお越しの際にお立ち寄りいただける場所として、全力でお客様をお迎えいたします。
　　
　　　　
このような対策が要らなくなる時まで、私たちはどこよりも子ども達の健やかな学びのために取り組んでまいります。

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