自由研究は図書館で!「レファレンスサービス」を知ってほしい

図書館の「レファレンスサービス」をご存知でしょうか。

レファレンス(reference)参照、照会という意味の通り、司書さんが調査のサポートしてくれるサービスです。

 

 

学校の自由研究の内容を相談すると、参考になる書籍を案内してもらえたり、興味関心のある分野を深堀りするのに役立つ書籍を教えてもらえたりするコンシェルジュのような位置付けです。

 

 

『そんなサービス、近所の図書館にはないなぁ』と思われるかもしれませんが、図書館法第3条では、すべての図書館がレファレンスサービスを行うことが求められています。

 

文部科学省でもこのレファレンスサービスは、図書館の未来に非常に重要であると位置付けられています。

 

図書館書籍の購入に際しては、司書さんが専門的な視点で本の選定をしており、地域の人たちに有益な書籍が揃っているはずですが、利用者が膨大な書籍の中から健在的、潜在的ニーズに適合したものを選ぶことは容易いことではありません。

 

レファレンスサービスは、この課題を人的に解決する手段で、地域資産を有効活用した社会教育になります。

 

・マンションでも育てられる夏の家庭菜園について調べたい

・小学2年生が作れるロボットについて調べたい

・昔このあたりに生息していた昆虫について調べたい

など、レファレンスサービスを活用して興味ある分野の情報収集を効率化できるので、学校の自由研究、宿題の心強いパートナーとなってくれることでしょう。

 

 

一方で、このサービスには課題も挙げられています。

①優秀な司書さんが必要で、多くの人が図書館のメインであると考えている「本の貸し出し業務」をこなしながらのオペレーションが難しい。

 

②図書館には、評価基準があり、成果が貸出冊数で評価されていることから、優先順位を上げることができず、レファレンスサービスに充当する人員が不十分であることが多い。

 

③このサービス自体が知られていない。

 

 

このような課題に貢献するため、読書の有用性、図書館の活用推進を目的として、今週金曜日から自然教育絵本INSECT LANDでは、『ホタルのアダムとほしぞらパーティー』、『カブトムシのガブリエル、もりのヒーロー』の2冊の絵本で『夏の読書キャンペーン』を開催いたします。

 

テキストにより読書感想文だけでなく、絵、工作、粘土、おしゃべり、歌、英語、楽器などどんな表現でもOK!

図書館のレファレンスサービスも活用しながら、ぜひ挑戦してみてくださいね。

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