Insect Collectionスタッフがファーストネームで呼び合う理由
私たちの働き方について、先日記事でも少しお話ししました。
特に最先端を目指しているわけでもなく、合理的に考えたらこうした方が良い。という働き方を試しながら続けてきましたが、他にもいくつかユニークな会社だと言われる理由があります。
[blogcard url=”https://insect.market/blog/media/work-system/”]
普段からファーストネームで呼び合っているのもその一つです。
社内だけでなく、パートナー会社さんでもファーストネームで呼んだり呼ばれたりすることがあります。
この夏、Insect Collectionの直営店がオープンしたことで、関わるスタッフが加わり、またファーストネームで呼べる仲間が増えました。
ファーストネームで呼び合うのは、心の知能指数・EQのトレーニングにつながると考えているからです。
コミュニケーションが取りやすくなるかは、個人の感覚なので一概に言えませんが、人との心の距離を縮め、相手の感情に寄り添いながら同じゴールを目指すのに、EQスコアは高いに越したことがありません。
[blogcard url=”https://insect.market/blog/media/eq/”]
ファーストネームで呼び合うシチュエーションを増やすことも意識をしています。
呼びとめる、声をかける時だけでなく、「ありがとう」や「ごめんね」の際にも、ファーストネームが入り、「●●ちゃん、ありがとう。」や、「○○さん、ごめんなさい。」だとより感情伝達ができると思います。
また、目上の人であっても話しかけやすいという意識も作用するかもしれません。
名前を呼ぶ時、呼ばれた時は、もちろん目を見て。
本来であれば、ちゃんとその相手の方を向いてコミュニケーションを取りたいところですが、ソーシャルディスタンスの観点から、正面で対話するのは良くないですし、マスクもしているので、目だけでもしっかり相手を見てお話しすることを大事にしています。
呼び方一つで、職場の印象が変わるなんて、コストパフォーマンスは最高です。
例えば、日本は精神疾患から労災認定をされる件数が問題となり、メンタルヘルスチェックが一定以上の社員数で義務化されましたが、その認定理由は上司からのトラブルが一番多いです。
職場で上司も部下もファーストネームで呼び合う環境と、そうでない環境、どちらがそのトラブルリスクが低いでしょうか。
普段のコミュニケーションの質量が組織のリスクも抑制できるのではないかと思います。
私たちは、子ども達の未来のために仕事をしています。
大人同士の不必要なトラブルは、時間の無駄であり、子ども達に不利益です。
子ども達は敏感ですから、お店の雰囲気が良くないところに、行きたいと思うはずがありません。
子どもやパパママの気持ちに寄り添えるスタッフで売り場にお迎えすることも、服育の一端となるよう、私たちも非認知能力を磨いて行きたいと思います。
ぜひスタッフのネームプレートを見たら、ファーストネームで呼びかけてくださいね☆