食べられる?!タピオカバッグがまもなくスタート!レジ袋に思う「知らない」という罪
9月に行った新作展示会後、たくさんのメディアで取り上げていただいた『タピオカの原料キャッサバ粉100%で作ったショッピングバッグ』がINSECT MARKETに登場です!
製造工程も含め、生態系を壊すことのない原料でできており、もちろんプラスチック0%です。
レジ袋有料化が話題となっていますが、エコバッグの環境悪については日本ではあまり語られていません。
日本人一人が1年に使うレジ袋は約150枚、一般的な大量生産されたエコバッグは、素材にもよりますが5年近く使わないと、環境的メリットが出せない素材も存在します。
また、今流通している「環境に優しいレジ袋」も25%以上バイオマス原料のタイプは、つまり大多数がやはりプラスチックです。(それ以外に、厚みがあり繰り返しの使用を推奨しているタイプ、海洋性分解プラスチックの配合率が100%のタイプもあります。)
エコバッグを使おうとすることは国民の努力ですし、原料の一部を変えて環境負荷を減らそうとするのは企業の努力。素晴らしいことです。
でも、私たちは経済より環境を優先し、それが経済にもやがて好影響を及ぼすと証明するために、このキャッサバ粉ショッピングバッグを作りました。
「2020年の技術ならここまでできるんだ」ということを、周知し、多くの企業にも導入してもらえたら嬉しいです。
『食べられる!?レジ袋』はキャッチーにするためのネーミングで、理論上茹でたりすれば食べられると思いますが、印刷インクの染料があるので食用ではありません。
通常の利用では、使用中に破れたり、少量の水分ですぐに溶けてしまうことはなく、思った以上にとても頑丈で、レジ袋と同程度の重さのものを入れても大丈夫です。
水や湿気を加えると、バッグとしての耐性は落ちてしまいますが、これが約180日で自然に土に還る証拠とも言えるかもしれません。
現状のビニール製レジ袋と同じようにお使いいただけますが、大雨の時の使用や、湿気の多い場所での保管にはご注意いただければと思います。
INSECT MARKETはギフトでのお買い物が多いため、ショッピングバッグを無くすことは難しい。
ならば、この袋を知ってもらい、興味を持ってもらうことで、レジ袋やエコバッグの素材、住んでいる地域の焼却方法について学ぶきっかけを作りたいと思います。
最近よく見る「エコバッグ売り場」を見て、怖くなることがあります。
エコバッグを買うことがファッションになったりしないだろうかと。
それはどんな素材で、廃棄までどんな歩みが想定できるのか。
レジ袋を何枚使った時と同じ環境負荷なのだろうか。
地球は今、「知らなかった」では済まないところまで来ています。
まずは知ろうとすることから。
今私たちは、習慣も伝統も持続可能なものに調整する必要があります。
長きにわたって続いてきた宗教的理由による傷害、虐待は、人権や合理性に反した罪として国際的に認識されるようになりましたが、未だそれを「知らずに」続けている人々もいます。
タピオカドリンクも近年流行していますが、その多くはプラスチックの使い捨てカップとストロー。かつ汚れた状態で捨てられることが多く、リサイクルできないことが課題となっています。
レジ袋・エコバッグの環境負荷をしっかりと比べたり、美味しく残さず飲んだ後綺麗に洗って分別して廃棄したり、私たち一人一人の判断力、それに必要な知識の補填が求められています。生活を支えるもの、生活を豊かにするもの全てのストーリーを大切にする。
人権も、環境も、正しいことを知ることから。教育が全てのスタートだと思います。
その第一歩として、このバッグを活用していただけたら嬉しいです。
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