ブランドネームが外側についている理由

ブランドネームとは、洋服についているブランドロゴのタグのことです。

ほとんどのブランドは、襟ぐりの内側に付いていますよね。

 

Insect Collectionは、多くの商品が襟ぐりの背中心「外側」に、カマキリサインのロゴとブランドタイポがプリントされたネームが縫い付けられています。

 

INSECT LANDのTシャツは、左腕にシーリングワックスモチーフのブランドネームがシリコンプリントという特殊な印刷で付いています。

 

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昆虫プリントTシャツなど、前見頃にしか昆虫がいないアイテムであっても、後ろから見てInsect Collectionの商品だと分かるので、街でそれを見かけると嬉しくなることはありますが、狙いはそこではありません。

 

 

子ども達が洋服を着る時に、ブランドネームがチクチク、カサカサして痛い、痒いという声をよく聞いていたからです。

 

 

これだけ昆虫を主張したデザインで、なおかつ外側に『Insect Collection』と『カマキリサイン』を掲げなくても良いのではないか。という意見もありましたが、前述の理由で子ども達が着るのを嫌がることの方が明らかにデメリットだと感じました。

 

結果、ブランドネームが外側についていることで、マイナスなお声をいただいたことはありませんが、「皮膚がデリケートな子どもにも着せやすかった」というお声は頻繁に頂戴します。

 

 

小さな子どもの皮膚は、大人の半分ほどの厚さしかなく、私たちの感覚とは全く異なります。

敏感であって当たり前ですね。

 

 

一方で、大人の商品も外側にブランドネームを付けることにしたのは、リンクコーディネートした時の後ろ姿が微笑ましい!というだけの理由です。

 

 

時々SNSで、Insect Collectionを着てくれているパパママと子ども達が手を繋いで歩く後ろ姿の投稿を見ると、本当に幸せな気持ちになります。

 

[blogcard url=”https://insect.market/blog/media/nonverbal-communication/”]

ブランドネームに限らず、子ども達の肌のことは常に物作りの重要なポイントですが、まだまだ発展途上の最中だと思っています。

 

刺繍のシャツやニットもあるので、インナーのご要望をいただくこともありますが、納得できるクオリティの素材で、大量生産をしない私たちが作るととても高額になってしまいますし、着ている子ども達から昆虫が見えないという点で、なかなか優先順位が高められておりません。

 

 

先日発表した、抗菌、消臭、防汚などの機能付きTシャツが受け入れられ、必要性が浸透するのにも、時間がかかると承知しています。

 

[blogcard url=”https://insect.market/blog/media/repur-p/”]

 

ブランドネームに込めた思いを伝え、もっともっと子ども達に寄り添った物作りができるような環境を目指してゆきたいと思います。

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